不妊

マカは、古くから生殖能力の向上に効果的と考えられてきました。インカ帝国をスペインが征服した際に、マカを馬に与えることによって馬の繁殖が盛んになったという逸話があります。この逸話の通り、マカには不妊の改善に効果的な成分が豊富に含まれています

女性の不妊には月経周期の乱れが深く関係しており、月経周期はストレスや身体の冷え、自律神経の乱れなどが影響を及ぼします。
血行促進に記載の通り、マカには血行を促進する成分が豊富に含まれており、冷え性の予防・改善に効果的です。ストレスを軽減する効果や自律神経の乱れを調整する働きもあるため、マカは月経周期の正常化に効果的です

また、マカには生殖機能の向上に役立つビタミンEが含まれています。
ビタミンEの別名であるトコフェロールには「子供をうませる」という意味があります。その名の通り、ビタミンEは生殖機能に深く関係しており、女性ホルモンのプロゲステロンの材料になる成分です。ビタミンEと排卵誘発剤を併用すると妊娠率が上がるという研究報告もあり、ビタミンEの摂取は不妊の改善に効果的と考えられています。

マカが妊娠に重要な女性ホルモンの分泌を促進するという研究報告もあります。
一定のストレスを加えた雌のラットに対してマカを摂取させ、排卵にとって重要な卵胞刺激ホルモンと黄体刺激ホルモンの血中濃度を測定する実験が行われました。その結果、マカを摂取していないラットに比べて、マカを摂取したラットは卵胞刺激ホルモンの数値が19倍に上昇し、黄体刺激ホルモンの数値は4.5倍に上昇したという研究報告があります。

生殖機能を高めるマカの効果を示す動物実験の報告もあります。
マカを含む食事を6ヶ月間与え続けたネズミは、通常の食事を与えたネズミよりも出産した子供の数が多かったという研究報告があります。
また、マカの摂取により羊の受胎率が大幅に上昇し、流産や異常出産の確率も低下したとの実験報告があります。

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