がん

マカには、がん予防に効果的とされる成分が含まれており、その効果が期待されています

マカには、グルコシノレートが含まれています。グルコシノレートはカラシ油配糖体とも呼ばれ、アブラナ科の植物に多く含まれる辛味成分です。
2001年に発表されたマカに関する研究論文では、グルコシノレートには乳腺と胃、肝臓のがんを阻害する働きがあると報告されています。

また、マカにはイソチオシアネートも含まれています。イソチオシアネートもアブラナ科の植物に含まれる成分で、がんを抑制する作用があると考えられています。イソチオシアネートのがんに対する効果は70年代後半から数多くの研究が行われており、動物実験では乳がん、胃がん、肝がんなどに対する抑制効果が確認されています。人間の症例研究でも、イソチオシアネートの摂取量が増加すると肺がんや大腸がんのリスクが低減するという研究報告が行われています。

このような研究報告はあるものの、マカに含まれるこうした成分のがん予防効果は未だ研究段階です。現状では医学的根拠が不十分であり、今後の更なる研究が期待されています。

>>効果一覧に戻る

RELATED COLUMN関連コラム
トップに戻る